まず、響きがどうなのさ

来る日も来る日も真面目にお城の壁塗りをしていたところ、昇格しました。
そういえば、人生で初昇格かもしれない。

さて、「見習い」から「僧侶」に昇格したわけですが。
あれ？わたしってば僧侶見習いだったのですか？
てっきり、武将見習いとかそんな感じだと思っていたのですが・・・。

まさか、延々とお城の壁塗りをしていたのが僧侶修行だったとは。
さすがのわたしも見抜くことができなかったよふふふ。

しかしまあ考えてみれば。
破損しているわけでも無い壁を延々と修理し続ける作業を、
来る日も来る日も毎日やっていれば精神がおかしくなって仕事を止めるか、
そうでなければ天から謎の神の声とかを聞けるようになって、
悟りの境地に辿りつくのが自然なのかもしれません。
我は悟った。

そんなわけでわたしは、メガネを崇め奉るメガネ教とかに信心して、
世にメガネの素晴らしさを説いて回ることにしましたきっと。

 

そういう者を国をあげて必死に育成しているカーシャという国の行く末を
今日も案じるわたしでありました。